エンジンレイアウトが車性能に影響を与える

車のエンジンはボンネットがある一般的な車の場合はボンネットフード下のエンジンルーム、ワンボックスカーやトラックではフロントシートの下、ミニバンなどのクラッシュゾーンを稼ぐために少しだけボンネットを持ったものはエンジンルームからダッシュボードの下あたりまで、ミッドシップやリヤエンジンモデルではキャビン後方に収められているものですが、エンジンの位置によって車の挙動が大きく変わってくるものです。
なぜならエンジンは車の中で一番重たい部品だからです。

この重たいものが車体のどこに置かれるかによって前後方向の重心が決まるため、それによって違いが出てくるのです。
一般的なフロントエンジンの場合は、前が重たいのでコーナーリングをするときのステアリングの切りはじめが悪く、ワンテンポ遅れたような形で頭が曲がりはじめます。
逆に加速時のトラクション性能を考えるエンジンの重さが後ろにかかりますので、バランスよくなりますが、FFなどフロント駆動のものは荷重が後ろに逃げてしまう形となるためトラクション性能は著しく落ちることになります。
ミッドシップレイアウトは位置的にはキャビンのすぐ後ろにエンジンが置かれることになりますが、フロントタイヤとリヤタイヤの間に重量物が置かれることによって、常に重量バランスのいい状態となります。
コーナーリングにしてもフロントに適度な荷重がかかっているため、グリップを確保しながらスムーズに回りますし、トラクション性能もほとんどのものがリヤ駆動となっているため、エンジンの重みがしっかりとリヤタイヤに乗る形となりますので、抜群のトラクション性能を持つことができます。
いわゆる理想のエンジンレイアウトといえるでしょう。 Continue reading

フォルクスワーゲン問題で一番喜んだのは?

今自動車界で一番ホットな話題がドイツの大衆車メーカーであるフォルクスワーゲンのデータ詐称事件です。
内容的にはECUのプログラムに自動的にマップが切り替わる機能を付け、排ガステストの時だけにきれいない排ガスが出るマップに切り替え、そうでないときは到底排ガステストをクリアできないであろうマップを使って走ると仕組みを持ったことで、それによって市販車のすべてが排ガステストをクリアしていない状態で走っているということになります。
これを重く見たドイツ政府はフォルクスワーゲンの意向を無視し対象車すべてに無償修理を行う命令を出したのです。 Continue reading

トヨタのミニバン3車種

中型ミニバンといえば典型的なファミリー向けミニバンで、ミニバンと呼ばれる車の新車売り上げの中心となっている車です。
一時期は日産のセレナが大人気となっていましたが、トヨタがノア・ヴォクシー兄弟にハイブリッドシステムのTHS-IIを与えてから形勢逆転、ノアとヴォクシーが一気にミニバンナンバーワンの売り上げを示すようになりました。
そこで調子に乗ったトヨタは、この大ヒットモデルであるノア・ヴォクシー兄弟車に新たに末っ子を追加しました、そうですエスクァイアです。

ノアはアットホーム仕様、ヴォクシーはお父さんの意見が多少通用する仕様、そしてエスクァイアは大型ミニバンが買えない方仕様とでも言っておきましょうか。
エスクァイアは三兄弟の中で一番高級感をかもし出している車で、インテリアにもこの車だけに特別なパーツを与えているぐらい、特別な扱いをしています。
どこの兄弟も同じですね、末っ子だけは特別扱いされて・・・。
しかし、基本は全く同じですので性能面はノアもヴォクシーもエスクァイアも全く同じです。 Continue reading

運転マナーと交通法規

事故の無い安全な交通環境を作るためには法の整備は必要です。日本では道路交通法という法律がありますが、この法律によって決められていることはすべて安全運転を目指すためのものなのですが、法律という性質上、明確で具体的なものがない限り法律として成立させることができないのです。例えばスピード違反、標識などで表示されている制限速度を超えてはいけないという事を明確にするには、「スピード超過」という言葉では法律としては不十分で、「制限速度60km/hのところ20km/h超過した」というように具体的な定義が必要なのです。この様な決まりは道路交通法の中にたくさん定義されているのですが、具体的なものを定義することができないものは一切含まれていません。 Continue reading

昔のディーゼルと今のディーゼル

ディーゼルエンジンは日本においてもかなり昔から使われてきました。
自動車だけでなく、船舶や作業車両、鉄道などにも使われており、ガソリンエンジンと同様にかなり広い範囲で使われているエンジンです。
しかし、ディーゼルエンジンもガソリンエンジンと同様に進化してきており、昔ながらのうるさくて、臭くて、真っ黒な排ガスを出して走るというものではなくなってきました。

ディーゼルエンジンは、自然発火を促すために通常のガソリンエンジンに比べてかなり高い圧縮比となっています。
それによって、シリンダー内での爆発力は高く、(それがディーゼルエンジンの大トルクにつながるわけですが・・・)その分振動や騒音が高くなります。 Continue reading

自動車大国アメリカ

自動車大国といわれるアメリカは、国土も広いうえに鉄道網が日本のように発展していないので、どんな家庭でも1台は車を持っています。
日本の地方ではありませんが、車がないと生活ができないという状態が当たり前であって、それだけ自動車に対して意気込みや考え方というものがあるのです。 Continue reading

修理工場に行かなくてもDIYでもできる

車のどこかが壊れたという時に真っ先に修理工場やディーラーに持ち込むのはあまりにも安易すぎませんか?
車の故障といっても、エンジンの内部や制御系統、ブレーキ周りなど非常に重要な部分だけという事はあり得ず、ほとんどの場合が、素人でもちょっと手を加えただけで直ってしまうこともあるのです。 Continue reading

レーダー探知機はレーダーだけじゃない

車を買ったら必ずつけておきたいのが、通称レーダー探知機といわれるスピード取り締まりを探知する機器です。
特にスポーツモデルや無駄にパワーを持たされている4ドアセダン車においてはもはや必需品でしょう。 Continue reading

故障をしたらまず自分で直す

エンジンの音が変だとか、いつもと状態が違うなどといった故障が発生していそうなとき、皆さんならどうしますか?
たぶんすぐにディーラーに電話して、点検の予約を入れるでしょう。
しかし、エンジンがかかる状態、運転することができる状態で何か違和感を感じた時というのは、最近の車ではちょっとしてメンテナンス不足によるトラブルであることが多いのです。
例えばエンジンオイル、しばらくエンジンオイルを交換するどころかエンジンオイルの量などもチェックしていない場合、エンジンオイルの質の劣化や量が減っていることに気が付かず、毎日乗ってしまうことになります。
そうなるとエンジン内の潤滑や冷却が効率よく行われず、ちょっとでもエンジンに負担がかかる運転をした後などに「不調」という現象となってしまうことが多いのです。
これくらいのトラブルであれば、下にもぐってドレンボルトを緩め、古い真っ黒なエンジンオイルを抜いて、オイルフィラーキャップから新しいエンジンオイルを規定量入れるだけで直ってしまうのです。
これだけのことができれば、ディーラーで何万円も支払う必要もなく、エンジンオイル代とドレンボルト代だけで済むのです。
車の調子が悪くなったらすぐにディーラーというのではなく、とりあえず自分で直そうとすることと、その修理ができる様な知識とテクニックを身につけておくというのがオーナードライバーとして必要だと思います。
車を家電製品と同じものとだと思っていると後で痛い目に合いますよ。

軽自動車税の増税

ここ最近、政治の世界では軽自動車の増税が騒がれています。
今のところ、普通自動車の自動車税にあたる軽自動車税と自動車取得税にあたる軽自動車取得税に変化があるようですが、軽自動車税は増税、取得税が減税となるようですが、軽自動車のすべてが増税の対象となるのは違うような気がします。
もともと軽自動車は戦後経済の発展を促すために特別に小さな車の税金を安くしたことから始まったもので、当時は軽自動車といえば商用車、いわゆる4ナンバー車だけだったのです。
それが時代の流れによって5ナンバーの軽自動車が作られたという事になるのですが、軽自動車の規格というものがその時点で崩れてしまったのです。
仕事のための車だから税金を安くしたのであって、仕事のためには使わない乗用軽自動車まで税金を安くする必要はないのです。
それを今回の増税に当てはめると、乗用軽自動車の増税は遅すぎるぐらいで、逆にもっと上げるべきだと思います。 Continue reading